○○診断多すぎ問題について
こんばんは!mintitureのたむらです!
お久しぶりの更新になりました~~~!
前回のブログに書いたお値上げのこと(諸事情あり5月からになりそうです)など、お知らせすべきことがいろいろあるのですが、ありすぎてまとまっておらず…
先に久しぶりのブログを書こうと思います。
タイトルの通り、「○○診断、多すぎてない???」ということについてです。
うちでもやってるパーソナルカラー診断、骨格診断、顔タイプ診断など見た目の診断もそうだけど、若い子たちの間で流行っているMBTI診断なんかもありますね。
なんだかんだと診断だらけ。
でもね、今流行っているそのMBTI診断と呼ばれているものが、本当のMBTIとは全然違うものであることはご存知ですか?
わたしは本物のMBTI、つまりMBTIの有資格者の方によるセッションを受けたことがありますので、今流行ってるやつが出てきたときは「何これ???」と思いました。
今流行っているのは、Web上でいくつかの質問に答えると16タイプに性格が分類される、というものですが、本当のMBTIとはベースにある理論から何から違います。
診断結果のタイプ名が同じために混同されてしまっている、という現状なのです。
日本MBTI協会のサイトでは、「今なんか流行ってる16タイプ性格診断とMBTIって全然違うものだから!」とお怒りな文章を発表していらっしゃいます。
気持ちはわかる。
パーソナルカラー診断についても、ネット上で自己診断の方法があふれかえっていますが、自己診断はパーソナルカラー診断とは全然違うものだから!とお怒りの文章を発表したい気持ちでいるからです。
パーソナルカラーの自己診断にあんまり意味がない理由は、
パーソナルカラー診断とはそもそも自分の持っている色(肌や髪など)と他の色を組み合わせたときの反応を見るものだからです。
パーソナルカラーの自己診断はおおまかに、
①「肌は黄色い?」「目は茶色い?」など質問に答えていくフローチャート的なもの
②顔写真をアップロードして色の分析をするもの
③「スマホの画面の上に指を置いてみてね」など色の組み合わせをみるもの
の3種類がありますが、
①は当然色の組み合わせなど見ていない
②は自分の持っている色しか見ていない
③は色を組み合わせて見ているけど、その画面からぴかーっと発光している色を現実で身に着けることってありますか?
というわけで、どれも色を組み合わせて見るパーソナルカラー診断とは全然違うものなのですよね。
なんか別の名前を付けてほしいです。
なので、どうしても自己診断したいな~~~!という場合は、自分の色と別の色を組み合わせてみる→それぞれのタイプに対応した色を身に着けてみるのがおすすめ!
コスメが特に分かりやすいので、いろんな色を実際に付けてみて、その中からしっくりきたやつはいったいどのタイプの色なのか?を調べてみるのがよいですよ◎
自己診断がすべてダメだ~~!と言いたいわけではないけれど、ネット上にあふれているいい加減な診断を信じないでほしいなと思います。
あと、そういったありとあらゆる診断にとって共通する大事なことは、
診断結果で分けられたタイプ名そのものが大事なわけではないということ。
わたしの場合、パーソナルカラーはSummerだけど、Summerという名前が大事なわけではなく、
似合う色が「Summerタイプという、ブルーベースで、明るめで、鮮やかすぎない色である」と知ることが大事。
もっと言うと、「Summerの中でも、ちょっとだけなら黄みに寄っても平気で、明るめがいいんだけど暗すぎなければ大丈夫で、鮮やかすぎずくすみすぎないのが得意」と知るのが大事。
さらに言うと、「肌色の関係でコスメは黄みがない色を選んだ方がよくて、暗い色でも透ける素材の服であれば顔が負けないし、鮮やかすぎな色もくすみすぎな色も面積を小さくすれば使いやすい」と知るのが大事。
つまり、結果そのものより、「傾向と対策」を知ることが大事。
診断を受ける意味は、その「傾向と対策」を知ることにあるのです。
どんな診断でも同じことです。
同じ診断結果の人でも、自分と全く同じ人間は他にいない。
つまりタイプは同じであっても、「傾向と対策」はひとりひとり違うのです。
冒頭で述べた「○○診断、多すぎてない?」というのは、
いろんな診断が流行っているけれど、その診断結果のタイプを履歴書の資格欄のごとくつらつら並べてるだけになっている人が多すぎているよね、ということが言いたかった。
診断結果を活かしてよりよく生きるには、とにかく「傾向と対策」!
これだけ覚えて帰ってください(?)
ということを最近考えておりました。
というのも、ちょっとお下品な話で申し訳ないのですが、
Xを眺めていたら「乳輪の色でパーソナルカラーが自己診断できる!」っていうポストを見かけて、思わず大爆笑、なんだよそれ~~~~と思ったのがきっかけです。ほんとひどい話。
血管でパーソナルカラーが分かる!とかもまあまあひどいですが(血管にお似合いの色が知りたい方は血管の色を見たらいいと思いますが、それ知りたいです?)、乳輪て。
血管と乳輪を見て傾向と対策が分かったらいいんですけどね~、わかんないですよね~。
パーソナルカラーの自己診断では「これで似合う色が分かる!あか抜ける!」なんて書かれていますが、どうですか?
あれやってちょっとでもあか抜けました?なんなら「ほんとか…?」と思ってもう一回やり直したりしてません?
少なくとも過去のわたしは間違った診断結果を信じたことにより、あか抜けない道まっしぐら!でした!気を付けて!!!
傾向と対策を知って使って賢く生きましょうね~~~~!!!
それでは!mintitureのたむらでした♡
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